海上輸送中の水産物損傷
北クリルからウラジオストクへの冷凍魚輸送後、船倉への浸水が見つかり、一部貨物が濡れて解凍しました。用船者は2,810万ルーブルを請求しましたが、温度記録は浸水直後の温度異常を示していませんでした。鑑定と保管記録から荷揚げ後に解凍したと判断され、運送人の行為との因果関係は立証されず、請求は棄却されました。
取扱分野
弁護士 Vadim V. Andreev が担当した事件
北クリルからウラジオストクへの冷凍魚輸送後、船倉への浸水が見つかり、一部貨物が濡れて解凍しました。用船者は2,810万ルーブルを請求しましたが、温度記録は浸水直後の温度異常を示していませんでした。鑑定と保管記録から荷揚げ後に解凍したと判断され、運送人の行為との因果関係は立証されず、請求は棄却されました。
ウラジオストクから中国・南通へ5,000トン超の大豆を運び、喫水による積載時の計算と到着地の陸上計量で約365トンの差が生じました。荷受人の不足申告後に船舶が拘留され、船主は拘留・停泊費用など2,269万ルーブルを用船者に請求しました。審理中に当事者は和解条件に合意し、裁判所は手続を終了しました。
船舶が着岸時に岸壁へ衝突し、所有者は修理・調査費として当初1,300万ルーブル超を請求しました。被告は損傷範囲と費用を争い、裁判所は当初、再度、追加の鑑定を実施しました。認められた修理費は約530万ルーブルで、控訴審は保険免責額を反映し、訴訟費用を除く賠償額を6,245,810.50ルーブルに減額しました。

